中国株(終了):上海総合指数、小幅高-銀行株が上昇

中国株式市場では、上海総合指数が 小幅高となった。ただ、3月の景気先行指数の伸びが鈍化したほか、欧 州の政局不透明感で中国最大の貿易相手である同地域への輸出見通しが 暗くなり、多くの銘柄が値下がりした。

欧州の予算削減に対する政治的反発が勢いを増す中、中国最大の産 銅会社、江西銅業(600362 CH)や石炭生産を手掛けるエン州煤業 (600188 CH)など資源株が下落。太陽光パネルメーカーの東方日昇新 能源(300118 CH)は過去最安値を付けた。当局が「創業板(チャイネ クスト)」の基準を強化したことが嫌気された。

北京銀行(601169 CH)と華夏銀行(600015 CH)は上昇。国内銀行 の2011年の利益が少なくとも4年ぶりの高い伸びとなったとの中国銀行 業監督管理委員会(銀監会)の発表が好感された。

上海坤陽投資管理の戴明ファンドマネジャーは「中国経済は減速傾 向にある」と指摘。「欧州の政治的不確実性でソブリン債危機に伴う問 題は長期化するとみられ、それが市場の圧迫要因となるだろう」と述べ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比0.25ポイント高の2388.83で終了。構成銘 柄中、値上がりは317、値下がりは592だった。一時は1.6%安まで下落 した。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数はほぼ変 わらずの2604.87。

原題:Most Chinese Stocks Drop on Slowing Economy, Europe Debt Concern(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE