スペインの銀行:不動産受け皿会社設立も、処理模索-当局者

スペインの銀行は不動産資産を移転 できる受け皿会社を共同で設立する可能性があると、経済省の当局者が 明らかにした。資産を銀行のバランスシートから切り離すことが目的だ という。

この受け皿会社に税金は投入されない。当局者が省の方針として匿 名で23日述べた。受け皿会社の株主となる銀行は連結対象となる水準ま で持ち株比率を高めないという。銀行は資産を市場価格で受け皿会社に 売却し、価格によっては損失を計上しなければならない。受け皿会社は 独立した経営陣によって運営されるという。

スペイン政府は3カ月足らず前にも関連法律を改正し銀行に不動産 関連でより厳密な損失計上を命じたばかりだが、銀行システムへの信頼 回復に向けてさらなる手段を探っている。銀行の不良債権が財政への負 担になるとの懸念が、国債相場の重しにもなっている。

スペイン銀行 (中央銀行)の銀行監督責任者、ホセ・マリア・ロ ルダン氏は先週、損失を計上した後で銀行が問題の資産を切り離すこと を認める可能性を示唆した。デギンドス経済相は不良資産引き受けの 「バッドバンク」を、税金を使って設立する案を繰り返し否定している が、その一方でラホイ首相は昨年12月の就任前にバッドバンクの設立方 法に関する学術論文少なくとも2本を入手したと関係者2人が昨年述べ ていた。

原題:Spain Banks May Pool Written-Down Real Estate in Joint Units (2)(抜粋)

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