ニューヨーク原油先物相場は反落。 中国とユーロ圏の製造業活動縮小を示す経済統計を受け、燃料需要が減 少するとの懸念が強まった。

中国の4月の製造業購買担当者指数(PMI)速報値は6か月連続 で縮小した。ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた4月の総合景気 指数(速報値)は前月から低下した。緊縮策に対する欧州での反動が嫌 気されて株価が下落すると、原油は下げ足を速めた。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「悪い 内容だった中国や欧州の経済指標が市場の重しになっている」と指摘。 「欧州の見通しやユーロ圏が分裂を免れるのかどうかに関して、不安が 高まりつつある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前週末 比77セント(0.74%)安の1バレル=103.11ドルで終了。過去1年間で は8.2%下落している。

原題:Oil Declines as Manufacturing Contracts in China and Euro Area(抜粋)

--取材協力:Grant Smith.

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