ショイブレ独財務相:財政が健全な国にも「冒険の余地」ない

ドイツのショイブレ財務相は、財政 健全化の達成が近い国は「安定の命綱」であり続ける必要があり、その ような国においても公共支出による成長拡大という「冒険の余地」はな いとの認識を示した。

ショイブレ財務相は21日、ワシントンで開かれた国際通貨基金( IMF)の会合で、欧州では財政赤字の削減で大幅な進展があったとし ながらも、信頼に足る財政調整を各国政府が続行することが重要だと発 言。「われわれは大きな財政の課題に直面している。ドイツを含む多く の先進国は、危機の前の好況時に十分な財政バッファーの積み上げを怠 った」と語った。

財務相はその上で、20カ国・地域(G20)は2010年にカナダのトロ ントで開いた首脳会議で、先進国が13年までに財政赤字を半減させ、債 務水準も安定させるとの合意を採択しており、その実行に向けて一層努 力する必要があると強調。「大きな財政的課題に直面しているの欧州だ けではない。特に米国と日本は財政赤字と債務に対処する必要がある」 と訴えた。

原題:Schaeuble Sees ‘No Room for Adventure’ for Sound Countries (1)(抜粋)

--取材協力:Brian Parkin.

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