クーン氏:スペイン向け追加措置、ECBの信頼損なう恐れ

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、ベルギー中央銀行のクーン総裁は、スペインの金融の混乱 を沈静化するため追加措置を直ちに講じればECBの金融政策に対する 信頼を損なう恐れがあるとの認識を示した。

同総裁は21日、ワシントンでブルームバーグ・ニュースのインタビ ューに応じ、「われわれの権限および可能な範囲内でできることはやっ た」とし、これ以上は「やり過ぎとなるだけであり、現時点でわれわれ に寄せられている信頼も失いかねない」と語った。

スペイン国債利回りは、同国の予算削減計画に関する不透明感から 上昇。そうした中、ECBは5週連続で国債購入を見送っている。

クーン総裁は「金融システムには現在、潤沢な流動性があり、これ がある程度、市場の安定化に寄与してきた」と指摘。「信頼感が再び低 下したのは、改革の実施にためらいが生じた時だ。これは、われわれが 買ったのが時間であることを明確に示している。他のことも行われなけ れば、われわれが買った時間は無駄になる」と語った。

原題:Coene Says Further ECB Action for Spain Now Risks Credibility(抜粋)

--取材協力:Eric Martin、Kevin Costelloe.

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