ポルトガルは9月までに第2次救済必要にも-モルガンS

ポルトガルは9月までに、2回目の 救済を求めざるを得なくなると、モルガン・スタンレーは予想してい る。成長の弱さと支払い可能な金利水準での調達を市場で阻まれている ことが要因という。

同国は昨年、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から780 億ユーロ(約8兆3900億円)規模の金融支援を受けることで合意した。 ポルトガルの10年国債の利回りは11.85%と維持不可能な水準で、クレ ジット・デフォルト・スワップ(CDS)を使った保証コストはデフォ ルト(債務不履行)確率61%を示唆している。

ダニエル・アントヌッチ氏(ロンドン在勤)らモルガン・スタンレ ーのアナリストはリポートでポルトガルについて、「政府見通しやエコ ノミスト予想よりも深いリセッション(景気後退)が見込まれる」とし て、「2012年9月までに第2次救済パッケージが合意されるというのが 当社の基本シナリオだ。ただし、中期的には逸脱のリスクがある」と解 説した。

ポルトガル中央銀行は今年3.4%のマイナス成長を予想している。 同国は来年に債券市場に復帰することを目指しているが、コエリョ首相 は市場での調達が可能にならない場合EUから追加の「支援」が必要に なるだろうと発言している。

原題:Portugal May Need a Bailout by September, Morgan Stanley Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE