リーマンの訴えを一部退け-JPモルガンとの担保返還訴訟

経営破たんした米リーマン・ブラザ ーズ・ホールディングスが米銀JPモルガン・チェースに86億ドル (約7015億円)の返還を求めている訴訟で、連邦破産裁判所はリーマン の訴えの一部を退けた。

破産裁のジェームズ・ペック判事は19日、財務基盤の弱い企業と取 引する銀行を保護するための免責規定に関する法律に準拠した証券取引 の部分については、リーマンはJPモルガンに返金を請求できないとの 判断を示した。残る部分についてはリーマンに請求を追求する権利を認 めた。

リーマンは訴訟で、JPモルガンが担保として86億ドルを要求した ことが2008年の経営破たんの要因になったと主張している。一方、JP モルガンは08年に経営悪化の中で金銭的な損害を受けたとするリーマン の訴えについて破産裁は判断できないと主張。破産裁の管轄を越える問 題を提起しているとして、この裁判を連邦地裁に移すことを試みてい る。

裁判所資料によると、ニューヨーク連邦地裁のリチャード・サリバ ン判事はリーマンの訴訟を地裁の管轄にするかどうかを検討している。

原題:JPMorgan Wins Narrowing of $8.6 Billion Lehman Collateral Suit(抜粋)

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