カナダ:IMFの欧州支援で域外国への拒否権付与を提案

カナダは、国際通貨基金(IMF) が欧州支援で果たす役割について欧州以外の国に拒否権を持たせること を提案している。フレアティ財務相が19日、明らかにした。

同相はワシントンで記者団に対し、「IMF理事会では欧州から多 くの理事で選出されている」と指摘。このため、カナダをはじめとする 一部の国は2段階の投票を採用すべきだと考えていると語った。欧州支 援について「ユーロ圏諸国による投票と、それ以外の国による承認のた めの投票を行うべきだ」と説明した。

この提案は欧州救済への拒否権を域外の国に与えることを意味する のかとの質問に対しては、そうだと答え、19、20両日に開かれる20カ 国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でこの問題に関する「活発 な」議論が行われることを期待していると語った。

さらに、IMFと欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)が共 同で欧州支援を監視するいわゆるトロイカ体制についても、IMFのラ ガルド専務理事に懸念を伝えたことを明らかにした。

同相は「こうした方法はIMFの伝統的なやり方ではない」とし、 「IMFは通常、何をすべきかを指示するだけだ」と述べた。

原題:Flaherty Says Canada Wants Non-Europeans to Hold Veto on IMF (1)(抜粋)

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