スペイン中銀ロルダン氏:多国籍企業、国外に預金移転の公算

スペイン銀行(中央銀行)の銀行規 制責任者、ホセ・マリア・ロルダン氏は国内銀行の預金減少について、 多国籍企業が同国から国外に預金を移している可能性があるとの見解を 示した。

同氏はロンドンで行われたアナリストへのプレゼンテーションで、 小口顧客の間でコマーシャルペーパー(CP)の利用が拡大したことや 国債との競争も預金減の一因となっていると説明した。プレゼンテーシ ョンの内容は19日、スペイン中銀のウェブサイトに掲載された。中銀 が18日発表したデータによると、国内銀行の2月の預金は前年同月比 で4.1%減少した。

ロルダン氏は「世界の他の地域では特に多国籍企業とみられる企業 による預金の著しい増加がみられており、それで減少分の約15%は説明 できる」と述べた。

同氏はまた、損失を認識し評価損処理を行った後に、銀行の不良資 産を別の機関に分離する可能性を示唆したが、詳細には触れなかった。 スペイン中銀の報道官もコメントを控えた。

原題:Multinationals May Be Moving Spanish Deposits, Roldan Says (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE