英ボーダフォンがC&W買収目指す単独候補に-印タタは提案

英通信会社ケーブル・アンド・ワイ ヤレス(C&W)ワールドワイドの買収を目指していた同業でインドの タタ・コミュニケーションズが同社との価格交渉で合意できず買収提案 しない決定を下したことで、英携帯電話サービス最大手ボーダフォンが 唯一の買い手候補となった。

C&Wの18日の発表によると、ボーダフォンによる買収提案の可能 性をめぐる協議は継続中で、期限は19日午後5時(日本時間20日午前1 時)。C&W株はボーダフォンが公式に関心を表明した2月13日以 来88%上昇し、同社の時価総額は10億ポンド(約1300億円)に達した。

ロンドンのベレンバーグ・バンクのアナリスト、スチュアート・ゴ ードン氏は「ボーダフォンはかなり強い立場となった」と述べ、「とて も魅力的な買収提案が出される可能性は低下したが、引き続き真剣な協 議を行う必要があることは明らかだ」と指摘した。

ボーダフォンが欧州の固定回線会社の買収を目指すのは、2010年に ドイツ最大のケーブル・ネットワーク事業者ケーブル・ドイツ・ホール ディングスとの交渉を打ち切って以来。ボーダフォンはデータ通信の急 増による負荷を軽減するため、C&Wの光ファイバー網を活用して英国 の固定回線システムを強化したい考えとみられる。ボーダフォンの広報 担当者は18日の段階でコメントを控えている。

原題:Vodafone Left as Sole Bidder for C&W After Tata Drops Offer Plan(抜粋)

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