欧州債:ドイツ債上昇、危機懸念再燃で質への逃避-イタリア債反落

18日の欧州債市場ではドイツ国債が 上昇し、ほとんどのユーロ圏諸国の国債を上回るパフォーマンスとなっ た。域内債務危機への懸念再燃で安全を求める動きが高まったほか、ド イツの2年債入札で利回りは過去最低となったことが手掛かり。

イタリア国債は反落。モンティ首相が財政均衡の達成を目指す時期 を先送りし、経済が一段と縮小するとの見通しを示したことがきっかけ となった。スペイン国債は上げ幅を縮めた。スペイン銀行(中央銀行) が同国の銀行の不良債権比率上昇を発表したことがきっかけ。スペイン 2年債と10年債の入札は19日に行われる。

DZ銀行の債券ストラテジスト、ミヒャエル・ライスター氏は投資 家向けリポートで、ドイツの「国債入札結果は、危機が長引く中で信用 の質と流動性の双方における安全性が引き続き投資家にとって最大の関 心事であることを示した」とし、「われわれはドイツ国債は堅調に推 移すると見込んでいる」と記述した。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比3ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.72%。同国債(表面利 率1.75%、2022年7月償還)価格は0.280上げ100.257。2年債利回りは 1bp下げて0.14%。10日には0.091%まで低下し、過去最低を記録し た。

イタリア10年債利回りは前日比1bp上昇の5.48%。一時は7bp 上昇し5.55%に達した。スペイン10年債利回りは7bp低下 し5.82%。17bp下げる場面もあった。

原題:German Bunds Outperform Peers on Debt Crisis Safety Demand (抜粋)

--取材協力:Charles Penty、Tj Marta.

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