アジア株:上昇-IMF予想、スペイン入札受け景気懸念緩和

18日のアジア株式相場は上昇。指標 のMSCIアジア太平洋指数はこのままいけば今月に入って最大の上昇 となる。国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを引き上げた ほか、スペイン政府の入札で発行額が目標を上回ったことで、輸出企業 の見通しが好転した。

トヨタ自動車が高い。太陽光パネルの素材メーカー、韓国のOCI は4.7%高。企業の統合や再編で業界の供給過剰が緩和されるとの観測 が広がった。英・オーストラリア系の鉱山会社、BHPビリトン は2.5%高。商品相場高や同社の鉄鉱石生産の増加が寄与した。鉄道車 両メーカーの中国南車は、香港から受注したとの報道を受け4.6%上昇 した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時35分現在、前日 比1.2%高の125.15。このまま終われば3月27日以来の大幅な上昇とな る。日経平均株価の終値は同202円55銭(2.1%)高の9667円26銭。

プラティパス・アセット・マネジメント(シドニー)のドナルド・ ウィリアムズ最高投資責任者(CIO)は、「株式の環境は非常に良好 だ」と指摘。「欧州の大部分が今年ほとんどリセッション(景気後退) の状況にあるため、2012年は厳しい年になりそうだが、それでも世界経 済の成長率見通しは3.5%と、かなり良い成長率となっている」と述べ た。

原題:Asia Stocks Rise as IMF Outlook, Spain Debt Ease Global Concern(抜粋)

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