米住宅着工件数:3月は5.8%減、5カ月ぶり低水準

3月の米住宅着工件数は前月から減 少した。住宅市場の回復が持続的なものになるには時間がかかることが 示唆された。

米商務省が17日発表した3月の住宅着工件数(季節調整済み、年率 換算、以下同じ)は前月比5.8%減の65万4000戸と、昨年10月以来の低 水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の下限も 下回った。エコノミスト予想の中央値は70万5000戸だった。前月は69 万4000戸と、速報値の69万8000戸から下方修正された。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア米国エコノミスト、ジェイ コブ・オービナ氏(ニューヨーク在勤)は「住宅市場は底ばいが続いて いる」とした上で、「ここ数カ月の数字は、明らかに暖冬が影響してい る。かなりの着工が前倒しされた」と説明した。

将来の着工の目安となる許可件数は4.5%増の74万7000件と、2008 年9月以来の高水準。市場予想は71万件への減少だった。集合住宅の許 可件数が21%増えた一方、市場全体の約7割を占める一戸建て住宅の許 可件数は3.5%減った。

一戸建て住宅の着工件数は0.2%減の46万2000件。集合住宅の着工 は17%減って19万2000件だった。集合住宅の着工は2月に13%、1月に は17%それぞれ増加していた。

全体の着工件数は地域別で、南部が16%減と落ち込みが目立った。 西部はほぼ横ばい。北東部は33%増で、中西部も1%増えた。

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原題:Housing Starts in U.S. Unexpectedly Fall to Five-Month Low (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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