キーストーン:再生ファンド2号、300億円募集へ-円滑化法終了にらむ

独立系企業再生ファンドのキースト ーン・パートナーズ(KSP)は、経営再建中の企業に投資する2号フ ァンド設定に向け300億円を2013年6月末までに年金基金などから集め る方針だ。中小企業金融円滑化法が同年3月末に期限を迎えた後の資金 ニーズをにらみ、1号ファンドの3倍程度の規模とする。

KSPの堤智章代表は17日都内で記者説明し、同ファンドでは債務 者区分が要注意先以下の企業に、担保付ローンや劣後ローン、種類株な どの形で資金を提供する。目標リターンは内部収益率(IRR)で10 -15%。ROI(投資倍率)は1.2-1.5倍を目指す。

堤氏は、返済条件の緩和などで中小企業の資金繰りを支援する円滑 化法が今年度末に期限切れとなることから、「企業再生の舞台は整いつ つある」と意欲を見せた。吉田茂生会長は、第1回の募集締め切りの今 年6月末には「100億円程度を目指したい」という。

KSPの1号ファンドは2010年6月に設定、約100億円(11年10月 末時点)を集め13社に投資している。現在見込んでいる1号ファンドの 想定リターンはIRRで13.2%、ROIは1.23倍。

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