小野薬:多発性硬化症治療の開発薬に脳病変を減らす効果

小野薬品工業が多発性硬化症治療薬 として開発している新しい化合物に脳の病変を減らす効果があったこと が、米神経学会で16日に発表された試験結果で分かった。

それによれば、この開発薬「ONO-4641」を投与された患者は、 プラセボ(偽薬)を投与された患者と比べて、脳の病変が最大92%少な くなったという。同開発薬を26週間、1日1回服用した場合の副作用 は、心拍数の減少や血圧の変化、肝酵素上昇などだったとしている。

多発性硬化症の患者は全世界で200万人以上。今回の小野薬の新薬 が承認されれば、多発性硬化症の経口薬としてはノバルティスの「ジレ ニア」に次いで2番目となる。

米神経学会フェローで今回の報告書をまとめたコロラド大学のティ モシー・ボルマー氏は、「歓迎すべきことだ」と評価。治験は現在、3 段階のうちの2番目にある。

原題:Ono’s Experimental MS Drug Cuts Brain Lesions, Study Shows (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE