イランと欧米、核協議継続で合意-本当の難題は次回の見方も

欧米の外交当局者はイランの核開発 計画をめぐり次回協議を行うことで同国と合意したが、時間や前例との 苦しい戦いを強いられる可能性がある。

国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国とイラン の協議は14日、イスタンブールで1年3カ月ぶりに再開。10時間に及ぶ 「建設的」な協議の結果、次回の協議を5月23日にバグダッドで行うこ とで合意した。イスラエルのネタニヤフ首相は15日、協議の結果につい て、イランにさらにウラン濃縮を継続する時間を与えるとして批判し た。

米国や欧州連合(EU)による制裁に加え、イスラエルや米国がイ ランの核兵器保有阻止に向け軍事攻撃の可能性を示したため、イランは 目立った要求は断念し、協議の内容はほぼ同国の核開発計画に絞られ た。協議に関わった欧米の外交関係者2人が明らかにした。協議は前回 のように決裂する恐れもあり、緊張を背景に北海ブレント原油価格は年 初から13%上昇している。

全米イラン系アメリカ人評議会のトリタ・パルシ会長は、「本当の 難題は次回からの協議であり、このような交渉継続の原則を具体策に変 えなければならない」と指摘した。

イラン側を代表するジャリリ国家安全保障最高評議会書記と、6カ 国を代表するEUのアシュトン外交安全保障上級代表の双方が、協議に ついて「建設的」との見解を示した。

原題:Iran Nuclear Talks Face ‘Real Challenge’ in Next Round (1) (抜粋)

--取材協力:Ladane Nasseri、Jonathan Tirone、Jonathan Ferziger、Henry Meyer、Ilya Arkhipov、Benjamin Harvey、Kate Andersen Brower.

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