タリバン、カブールなど4都市で政府施設・大使館攻撃

アフガニスタンの反政府武装勢力タ リバンは15日、首都カブールなど同国4都市で政府施設や大使館を攻撃 した。タリバンによる襲撃としては今年最大規模。

タリバン兵はカブールで高層ビルの建設現場3カ所を占拠し、警察 に攻撃を加え、政府機関や各国大使館などを威嚇した。アフガニスタン 内務省のシディキ報道官は電話で、同日夕方までに警察がタリバン兵を 包囲したが、攻撃から6時間後も一部で戦闘が続いていることを明らか にした。同報道官によると、政府職員14人と市民9人が負傷、タリバン 兵19人が死亡した。

同報道官によれば、大統領官邸や米大使館から約1キロメートルの 地点で発砲や少なくとも2件の爆発が起き、戦闘が続いている。

独立系研究所カブール・センター・フォー・ストラテジック・スタ ディーズの政治アナリスト、ワヒード・ムジャ氏は「タリバンはなお勢 力を維持しているというメッセージを米国とその同盟国に送っている」 と語った。同氏は1990年代のタリバン政権時代に外務省で勤務してい た。

北大西洋条約機構(NATO)率いる国際治安支援部隊 (ISAF)で広報を務める米陸軍のジミー・カミングス中佐は電子メ ールで、「これは注目を集めることを狙ったタリバンによる攻撃だ」と した上で、「アフガン治安部隊の反応が素晴らしかったことが良いニュ ースだ」と記した。

タリバンのスポークスマン、ムジャヘド氏は電子メールによる声明 で、武装勢力が国会議事堂と警察やその他の政府機関、ドイツや英国の 大使館、ISAFを標的にしたと述べた。

原題:Afghanistan’s Taliban Hit Four Cities in Biggest Spring Attack(抜粋)

--取材協力:Tony Capaccio、Anwar Shakir.

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