【ECB要人発言録】景気回復なら物価抑制で利上げも-理事

4月9日から15日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<4月13日> クノット・オランダ中銀総裁(アムステルダムでのイベントで): (ECBによる国債購について)われわれはそうした状況からはほど遠 いと思われ、こうした措置はしばらく講じられていないが、まだ存在す る。再び使う必要がないことを期待している。恐らく3年物融資を再び 提供する必要はないだろう。

アスムセン理事(ベルリンで講演):必要な時にECBは行動する。わ れわれの主たる目標は物価安定だ。ユーロ圏の一部の国で債務問題が長 期化しているが、それにかかわらずわれわれは職務遂行を続ける。緩や かなリセッション(景気後退)にとどまることから、経済活動が徐々に 回復することを見込んでいる。

<4月12日> ゴンサレスパラモ理事(マドリードで記者団に):ECBは引き続きソ ブリン債の購入が可能だ。非伝統的措置は暫定的なものであり、事前に 発表することはない。

<4月11日> クーレ理事(パリで講演):スペインの新政権は赤字削減で強い措置を 取っており、これらは全て時間がかかる。政治的意思は強大だ。そうい う理由で私は、市場の現状は正当でないと考える。ECBが介入するか と問われれば、われわれには証券市場プログラムという手段がある。最 近利用されていなかったが、これは今でも存在している。

クーレ理事(パリで):長期リファイナンシングオペ(LTRO)金利 は変動型だ。重要だが、概して好評ではない。金利が上昇した場合、融 資コストも上がることを意味する。

<4月10日> オルドニェス・スペイン中銀総裁(マドリードの会議で):(スペイン 支援について)一度も協議されたことはない。協議されたのはスペイン とイタリア、その他多くの国が改革を実施し、公的部門の赤字を減らさ なければならないということだ。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで会見):スペイン政府 は必要な措置を講じており、市場の鎮静化を促すだろう。

<4月9日> アスムセン理事(独紙ライニッシェ・ポストとのインタビュー): ECBの非標準的措置は一定期間にだけ実施されるということが大事 で、同オペがこれまで2回実施されたという事実に基づき3回目も実施 されるとの結論に至るべきではない。危機拡大阻止に向けたファイアウ ォール(防火壁)に関する資本市場での議論は、私の見解によるとたっ た一つの措置で危機を解決できるという単純な仮定に基づいている。そ れは希望的観測だ。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE