監視委:SMBC日興証に処分勧告、公表前の公募増資情報使い営業

証券取引等監視委員会は13日、三 井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券が主幹事を務 める上場企業の公募増資に関する情報を公表前に営業活動に使ったこ とが、金融商品取引法違反にあたるとして金融庁に行政処分を行うよう 勧告したと発表した。

監視委によると、上場企業の公募増資についてSMBC日興では、 投資銀行部門から情報が営業本部役員らに漏れ、支店長らの指示を受け て、実際に8の支店などで23人の営業員が34の顧客に新株購入の勧誘 を行なったという。監視委ではインサイダー取引にもつながる不適切な 行為で、内部管理体制の不備に起因しているとみている。

最近の金融機関による法令違反では、野村証券から入手した企業の 大型公募増資に関する情報を基に顧客の運用資産で空売りしていた旧 中央三井アセット信託銀行(三井住友信託銀行)がインサイダー取引で 3月に課徴金勧告を受けている。この問題でも野村内部で引き受け部門 から営業部門に情報が漏れていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE