IMF専務理事:追加資金要請額を減らす方針-リスク後退で

国際通貨基金(IMF)のラガルド 専務理事は12日、加盟国に求める追加資金の目標額を6000億ドル(約48 兆5000億円)から縮小する方針を明らかにした。世界経済へのリスクが 後退したためだという。

ラガルド専務理事はワシントンで、「昨年末ないし今年の非常に早 い時期に予想されていた筋書きの一部が現実化しなかった」ことに加 え、一部の「好材料」によって「若干の信頼感を取り戻した」と説明。 IMFはリスクの再評価を進めており、「これに伴い私は恐らく、必要 な追加資金の減額も再評価することになるだろう」と語った。

同専務理事は、「間違えないようにすべきなのは、リスクと必要性 は依然かなり大きいということだ。この事実を無視するのは極めて軽率 だ」と指摘した。

IMFはギリシャとポルトガル、アイルランドの救済で欧州連合 (EU)と共に資金を提供した。現在の融資能力は約3800億ドルで、新 たな拠出により6000億ドルを得て同能力を5000億ドル拡大することを目 指していた。

原題:IMF’s Lagarde Lowers Her Request for Resources as Risks Abate(抜粋)

--取材協力:Emma Ross-Thomas、Angeline Benoit.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE