ユーロ圏分裂はもはや考えられないことでない-ソロス氏がFTに寄稿

資産家で著名投資家のジョージ・ソ ロス氏は、ユーロ圏内の債権国と債務国の溝が深まり続ける中で域内危 機はより危険な段階に入ったとの見解を示した。

ソロス氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に寄稿し、ユー ロ圏諸国が国家意識を強める中で、数年後には通貨同盟の分裂が起こり 得る状態になるかもしれないと指摘した。

ユーロ建て資産および債務は極めて入り組んで交じり合っているた め、金融メルトダウンにつながり得るユーロ崩壊は危機の当初には想定 できない事態だったと同氏は解説した。

ソロス氏はさらに、ユーロが生き残った場合もそうでない場合も、 欧州は長期にわたる景気停滞または後退に直面するだろうとし、中南米 諸国と日本は同じような経験を経ているが、欧州連合(EU)は国家で はないため、試練を乗り越えて存続することはできないだろうとの見方 を示した。

原題:Euro-Area Breakup Is No Longer Inconceivable, Soros Writes in FT(抜粋)

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