ユーロ圏:2月の鉱工業生産、0.5%上昇-エネルギー増で

ユーロ圏では2月に鉱工業生産が市 場予想に反して増加した。域内経済は低迷しているものの、天候要因に 伴うエネルギー生産が追い風となった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が12日発表した2月の ユーロ圏17カ国の鉱工業生産指数は、前月比0.5%上昇。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト23人の調査中央値では0.2%低下 が見込まれていた。前年同月比では1.8%低下した。

1月の指数は前月比変わらず(改定前=0.2%上昇)、前年同月比 では1.7%低下(同1.2%低下)にそれぞれ下方修正された。

多くの国で気温が落ち込んだことからエネルギー生産は7.7%伸び た。1月は0.7%増だった。機械・機器などの資本財は0.7%上昇した。 一方、耐久消費財、非耐久消費財、中間財はいずれも低下した。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は4日、ユーロ圏経済に安定 化の兆候があるものの、景気見通しには引き続き下振れリスクがあると 指摘した。EUの行政執行機関である欧州委員会は今年の成長率をマイ ナス0.3%と見込んでいる。

ユーロスタットによると、2月の国別鉱工業生産指数はドイツ で0.2%低下ものの、フランスが0.2%上昇したほか、オランダは13%急 上昇した。スペインは0.5%の低下だった。イタリアのデータは公表さ れていない。

原題:European Industrial Output Unexpectedly Rises on Energy: Economy(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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