商品相場:4-6月は低迷か、追加緩和策不在で-UBS

スイスの大手銀UBSによると、4 -6月(第2四半期)の商品相場は米欧中央銀行が追加金融緩和策を手 控えているため下落しそうだ。1-3月(第1四半期)は金融緩和策で 相場は上昇した。

UBSのピーター・ヒクソン氏(香港在勤)率いるアナリストは12 日、電子メールによるリポートで、「第2四半期は追加緩和策がなけれ ば、相場は下落するとみている」と予想し、個別品目として原油、銅、 ニッケル、綿を挙げた。

ゴールドマン・サックス・グループは3月28日、商品相場の3カ月 見通しを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。そ の理由として、ほとんどの原料が目標価格を達成したことと第2四半期 には経済成長が減速する見込みであることを挙げた。国際通貨基金 (IMF)も4月10日、今後数カ月間は商品輸出国で価格が下落するリ スクがあるとの見方を示した。

UBSのアナリストは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明 について「一段の金融緩和の可能性は小さいことが示唆されている。世 界の景気回復が続き、金利上昇やドル高への懸念が強まった」と指摘し た。

24の原料品目で構成されるS&PのGSCI指数は3月末か ら1.3%下落した。1-3月は6.8%上昇。

原題:Commodities Will ‘Drift Lower’ as Stimulus Ends, UBS Says (1)(抜粋)

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

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