米成長、財政緊縮が抑制要因に-モルガンSのラインハート氏

今年と来年の米経済成長は緩やかな ペースにとどまるとの見通しを、モルガン・スタンレーの米国担当チー フエコノミスト、ビンセント・ラインハート氏が示した。財政緊縮が経 済の伸びを抑えることが一因としている。

ラインハート氏はブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイラ ンス・ミッドデー」のトム・キーン司会者とのインタビューで、「われ われは逆風に直面している」とし、欧州のソブリン債危機やエネルギー 価格上昇の可能性、「止められない財政面の窮地」といったリスクがあ ると指摘した。

2日付のリポートでラインハート氏は、米経済の今年と来年の成長 率は2%になると予測した。ブッシュ前政権時代に導入された減税が年 末に失効するほか、議会が新たな計画で合意できなければ、財政赤字削 減の関連法に基づいて1兆ドルの歳出カットが発動される。

同氏は、立法措置によって財政政策の急停止が見込まれるとし、そ れが来年の成長率を約5ポイント下押しするとの試算を示した。「突然 の停止は経済活動の助けにはならず、財政赤字の悪化につながる」と語 った。

原題:Morgan Stanley’s Reinhart Sees Fiscal Cliff in 2013: Tom Keene(抜粋)

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