日銀:3月の銀行貸出0.9%と6カ月連続増、復興需要-年間は減少

日本銀行が11日発表した貸出・資 金吸収動向によると、3月の銀行貸出平均残高は、前年同月比0.9%増 の397兆3878億円と6カ月連続で増加した。東日本大震災の被災地で の復旧・復興需要などが背景で、増加率は拡大傾向にある。2011年度の 1年でみると前年度比0.1%減と2年連続で減少した。

同統計によると、3月の銀行と信金計の貸出平残は0.8%増の459 兆7365億円と5カ月連続で増えた。日銀金融機構局の廣島鉄也金融モ ニタリング課長は、「建設関連などを中心に被災地の方で堅調な資金ニ ーズが見られる」と説明。引き続き電力会社向けの融資やM&A(企業 の合併・買収)向けの資金需要も見られるとしている。

年度ベースの貸出平残は11年度の銀行が前年度比0.1%減の394兆 2071億円、銀行・信金計では同0.1%減の456兆4475億円でともに2 年連続減少。銀行の実質預金+CD(譲渡性預金)は同2.7%増の558 兆8773億円と11年連続で増えた。3月の実質預金+CDから貸出平残 を引いた預貸ギャップは164兆6280億円と前月から0.6%拡大した。

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