ECBノボトニー氏:スペインの歳出削減は市場に沈静化促す

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁は10日、スペイン政 府の追加歳出削減策について、投資家を鎮静化させるのに役立つとの認 識を示した。

同総裁はウィーンで記者団に対し、「スペイン政府は必要な措置を 講じており、市場の鎮静化を促すだろう」と述べた。

スペインのラホイ首相は、過去30年余りで最も厳しい緊縮財政計画 を発表してから2週間足らずの9日、予想外の100億ユーロ(約1兆600 億円)規模の追加歳出削減を発表した。同首相は国内財政に秩序をもた らし救済を回避できると市場に納得させるため、12月の就任以来初めて 基礎的な公共サービスも予算削減の対象に含めた。

ECBが3度目の3年物オペを検討する可能性について問われたノ ボトニー総裁は、「金融市場ではいかなる可能性も排除することはでき ない」とした上で、「現時点でその必要性は全く見当たらない」と述べ た。

同総裁はまた、ECBが危機対策の手を緩めるかどうか憶測するに は時期尚早だと指摘。「われわれは新たな措置を取る際には常に、出口 も同時に念頭においている」とし、「当面は詳細に触れる必要は認めら れない」と語った。

原題:ECB’s Nowotny Says Spanish Measures Will Help Calm Markets (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE