欧州企業の社債保証コスト上昇、米統計で景気懸念-CDS取引

10日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、欧州企業の社債を保証するコストが上昇し た。米雇用の伸び鈍化が世界的な景気回復に水を差すとの懸念が高まっ た。

BNPパリバによると、主に高利回りの50銘柄のCDSスプレッド で構成するマークイットiTraxxクロスオーバー指数はロンドン時 間午前10時(日本時間午後6時)現在、27ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の667bpと、1月19日以来の高水準を付けた。上 昇は信用の質が劣化したとの認識を示唆する。

クレディ・アグリコルのストラテジスト、ハープリート・パーハー 氏(ロンドン在勤)は、「ソブリン債危機をめぐる継続的な懸念より、 米国からの前向きなニュースの影響が大きいが、その流れが変われば、 米国からのプラス要因は得られない」と語った。

投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiTraxx 欧州指数は7bp上げ139.5bp。欧州の銀行・保険25社の優先債に連 動するマークイットiTraxx金融指数は11.5bp上げ247.5bp、 劣後債の指数は17bp上昇し398bp。

西欧の国債15銘柄のCDSスプレッドから成るマークイットiTr axx・SovX西欧指数は5.5bp上げて276.5bpとなった。

原題:Corporate Bond Risk Rises in Europe on Renewed Recovery Concerns(抜粋)

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