ブラジル株:ボベスパは下落-世界経済減速懸念で資源株安い

9日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。中国のインフレ加速に加えて、米雇用の伸び鈍 化を受けて、ブラジルの2大貿易相手国である両国の経済成長が減速す るとの懸念が強まった。

資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社OGXペトロリ オ・エ・ガス・パルチシパソンエスは3.1%、ブラジル石油公社は1.9% それぞれ下落。商品相場安が響いた。サトウキビ加工のコザンSAイン ダストリア・エ・コメルシオは1.6%安。シティグループが投資判断を 「ニュートラル」に引き下げたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前週末比1.2%安の62923.21で終了。指数構成銘柄 のうち下落が56銘柄、上昇は12銘柄。通貨レアルは0.2%高の1ドル =1.8186レアル。

マッシマ・アセット・マネジメント(リオデジャネイロ)で約12億 レアル(約540億円)の運用に携わるフェリペ・カゾチ氏は電話取材に 対し、「中国のインフレは加速しており、景気刺激策を講じる余地が小 さいことを意味している。また、一部の投資家がより力強い回復を見込 んでいた米国の指標も弱かった」と指摘。「商品輸出国であるブラジル は、世界経済の一層の減速による打撃を受けるかもしれない」と述べ た。

原題:Bovespa Falls as Producers Decline Amid Global Growth Concern(抜粋)

--取材協力:Zachary Tracer.

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