米インターネット企業AOLはマイ クロソフトに特許を売却しライセンス契約を結ぶことで合意に達した。 約10億6000万ドル(約860億円)規模の取引になるという。AOLは売 り上げが減少する中、戦略的転換を求める株主の声が高まっていた。

AOLの9日発表によれば、同社は保有する特許と出願中の関連特 許あわせて800件余りをマイクロソフトに売却するほか、残る特許の包 括的ライセンスを供与することで合意。該当特許の売却後も、AOLが 保有する特許と特許出願数は300を超える。

広告収入の落ち込みや電話回線を通したインターネットサービス利 用者の減少に見舞われているAOLは、今回の売却により追加資金を獲 得する。米タイムワーナーからスピンオフ(分離・独立)した2009年以 降、同社の売上高は29%減少。大手株主スターボード・バリューは特許 売却などの措置を検討するよう要請していた。

AOLは売却利益の「大部分」を株主に還元する計画だと言明。仮 に売却が昨年完了していた場合、2011年12月31日時点で1株当たり約15 ドルの現金を得ていただろうとの見解を示した。

原題:AOL to Sell, License Patents to Microsoft for $1.06 Billion (1)(抜粋)

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