「中国のハワイ」がホテル不況に直面も-客室供給が3倍に

中国のリゾート地、海南島の三亜市 のホテル市場は今後2年で「非常に大きな調整」に見舞われそうだ。高 級宿泊施設の供給が2013年の早い時期までに3倍に拡大する見通しのた めだ。同市観光協会のトップが明らかにした。

中国のハワイとして知られる三亜市の観光協会会長でリッツ・カー ルトン三亜のゼネラルマネジャー、ミシェル・ガジェット氏は5日のイ ンタビューで、三亜のホテルの平均稼働率は昨年の65-70%から約10ポ イント低下するとの見方を示した。

ガジェット氏は国際的なホテルチェーンが市内に増えることに言及 し、「供給過剰のため、これから14年までの間は非常に大きな調整があ る」と予想。「需要はまだそこまで到達していない」と指摘した。

同氏によると、高級ホテルの客室数は昨年の7000室から13年初めに は2万1000室に達する見込み。中国は09年12月、三亜市を第2の都市に 持つ海南省を国際的な観光地に発展させる計画を発表していた。

観光関連調査会社ホーワス・アジアパシフィックによると、セント レジス三亜とMGMグランド三亜は昨年12月に開業し、市内ホテルの客 室数は計1384室増えた。15年までにさらに1万4000室の増加が見込まれ るという。

スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドやマ リオット・インターナショナルなどのホテルチェーンは既に、亜龍湾沿 いにプライベートビーチを備えた宿泊施設を展開している。海南島はハ ワイやマイアミと同じ熱帯気候で、冬の平均気温はセ氏19.2度と暖か く、観光客を引き付けている。これに対し首都北京は冬季には氷点下に なる。

原題:China’s Hawaii to Face Hotel Slump as Supply Triples by 2013(抜粋)

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