マスターズの女人禁制、オバマ大統領とロムニー氏が反対表明

5日開幕したゴルフの祭典、マスタ ーズ・トーナメントの舞台である米オーガスタ・ナショナルゴルフクラ ブ(GC)が会員を男性に限定していることについて、オバマ大統領と 共和党大統領候補の指名獲得争いで優位に立つロムニー前マサチューセ ッツ州知事がともにこの会員制に反対する考えを示した。

ホワイトハウスのカーニー報道官は5日の会見で、「大統領の個人 的見解は、女性も会員に認められるべきだというものだ」と述べた上で 「もちろん、それを決めるのはクラブ自身だ」と語った。

ロムニー氏は選挙戦で訪れたペンシルベニア州で記者団からこの話 題に関して質問を受け、「もし私が会員で、そして万が一、私がクラブ の経営者であれば、もちろん女性会員を認めるだろう」と答えた。

この問題をめぐる論議は、ブルームバーグ・ニュースが3月28日に 配信した記事がきっかけで再燃した。マスターズの有力スポンサー企業 である米IBMで今年1月、バージニア・ロメッティ氏が同社初の女性 トップに就任。オーガスタ・ナショナルGCはこれまでIBMの歴代の 男性最高経営責任者(CEO)に会員資格を与えてきただけに、クラブ 側がどのように対応するかに関心が集まっていると、ブルームバーグ・ ニュースは報じた。

同クラブのビリー・ペイン会長は、会員制度について公に言及する 考えはないと表明。また、IBMの広報担当、エド・バービニ氏は、ホ ワイトハウスとロムニー氏の発言後にコメントを控えるとした。ロメッ ティ氏あるいは前任者のサム・パルミサーノ氏がマスターズの会場に足 を運ぶかどうかについても言及を避けた。

--取材協力:Julie Hirschfeld Davis、Scott Soshnick、Steven Komarow.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE