米セントルイス連銀総裁:新たな刺激措置は不要、経済は改善

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、米経済の拡大が想定を上回っているため、追加の緩和措置は必要な いとの見解を示した。

ブラード総裁は5日、セントルイスでの講演で「現時点では経済情 勢を見極めるため小休止を続けることが適切な政策姿勢かもしれない」 と発言。「米連邦公開市場委員会(FOMC)の過去の行動に照らし合 わせた場合、現時点では『様子見』戦略が連想される」と述べた。

総裁は、FOMCが検討する可能性のある政策行動の多くは数年に わたる影響力があると発言。

「今までは超緩和的な政策が適切だったが、今後も常に適切という わけではない」とし、「米経済の回復が続けば、追加の政策行動は超緩 和的な金融政策の行き過ぎになる可能性がある」と指摘した。

ブラード総裁は、6月末に予定されているツイストオペの終了が、 事実上の引き締めである利回りの上昇を引き起こすことはないとの見方 を示した。

同総裁は講演後に記者団に対し、「この終了日はあまり重要だとは 思わない」と述べ、「こうしたプログラムが終了する度に金利が急上昇 すると言われてきた」が、これまでと同様「今回もそれは間違いだと思 う」と語った。

同総裁は記者団に、米国債利回りの上昇はこれまで「さほど深刻な 問題ではなかった」が、それがインフレ期待の上昇を反映する場合は懸 念されるだろうと述べた。失業率については、年末までに8%未満に低 下するとの見通しをあらためて示した。

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