アジア株:ほぼ変わらず-中国のQFII投資枠拡大が支えに

5日のアジア株式相場は前日からほ ぼ変わらずで推移している。適格外国機関投資家(QFII)制度の投 資枠を2倍超に引き上げる中国の方針を好感して同国の不動産株が上昇 し、午前の下げから持ち直した。欧州が債務危機を封じ込められないと の懸念の再燃で朝方は下落していた。

中国の不動産開発ソーホー・チャイナは3.2%高。韓国のインター ネット検索エンジン運営最大手NHNは携帯広告事業が業績を押し上げ るとの見方を背景に8.1%高。スペイン国債入札が低調だったことを受 け、香港の複合企業ハチソン・ワンポアなど欧州で事業展開する企業は 軟調となった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時3分現在、前日比ほ ぼ変わらずの125.40。一時は1.2%安まで下げていた。日経平均株価は 同52円38銭(0.5%)安の9767円61銭で取引を終えた。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は、中国の追加緩和観測がショートカバー(売り方の買い戻し)につな がったと指摘した。

原題:Asian Stocks Erase Losses as China Opens to More Foreign Money(抜粋)

--取材協力:Norie Kuboyama.

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