福島第一原発の放射能汚染水約12トン、海に流出した可能性

東京電力の松本純一原子力・立地本 部長代理は5日午前の臨時記者会見で、同日未明に福島第一原子力発電 所の配管で水漏れがあった問題で、放射能汚染水11.7トンが海に流出し た可能性があると述べた。

東電の発表によると、5日午前1時5分ごろ、淡水化装置から濃縮 水を貯槽に送る流量が上昇した。このため午前1時10分ごろ同装置を停 止するとともに、1時45分ごろ同貯槽につながる配管の弁を閉めた。現 場社員が1時50分ごろ、この配管から水が漏れていることを発見した が、2時20分ごろに水漏れは止まった。

松本氏は、放射能汚染水にはセシウムやストロンチウムが含まれて いると説明した。放射能汚染水が排水路を通じて海に流出したのは昨 年12月以降で3回目。3月26日にも今回の場所の近くでホースから廃液 が漏れた。淡水化装置の運転は停止しているが、松本氏は「原子炉への 注水には問題はない」と述べた。

松本氏は水が漏れていた時間を10分間程度とし、海への汚染水流出 が3回目となったことについて、「申し訳ない。具体的な対策を考えて いきたい」と謝罪した。

--取材協力:. Editors: 淡路毅, 崎浜秀磨

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE