独Qセルズが破産申請へ-国内太陽電池大手の経営破綻相次ぐ

一時は世界最大の太陽電池メーカー に上り詰めたドイツのQセルズが3日、裁判所に破産を申請した。同国 の太陽電池大手の破産申請は昨年12月以降で4社目。

Qセルズは事業継続を模索していたが、前日再建を断念する方針を 表明、この日デサウロスラウの裁判所に破産申請した。同国の太陽電池 メーカーは、政府による補助金削減に加え、生産能力を増強したサンテ ック・パワー・ホールディングスなど中国勢との競争激化で苦戦。中国 企業の増産に伴い太陽光パネルは供給過剰状態が生じている。ドイツで はこの4カ月間にソロンとソーラー・ミレニアム、ソーラーハイブリッ ドがいずれも経営破綻した。

Qセルズはドイツとマレーシアに約2300人の従業員と生産施設を持 つドイツの再生エネルギー大手の一角。

同社のネディム・セン最高経営責任者(CEO)は電子メールで配 布した文書で、「会社と社員を守るため、新たなコンセプトの創造に向 けて破産管財人を全力でサポートする時だ」と訴えた。

3日のフランクフルト市場では、Qセルズの株価が前日比7.9%高 の0.136ユーロで終了。同社の再建を独ザクセン・アンハルト州が支援 する可能性があると、中部ドイツ新聞が同州のブラーヤーン財務相との インタビューを引用して伝えたことが好感された。

原題:Q-Cells Files for Insolvency as German Solar Bankruptcies Rise(抜粋)