アトランタ連銀総裁:持続的な雇用増で緩和策の必要性低下

アトランタ連銀のロックハート総裁 は3日、6年間で最大の雇用増加は今後も恐らくは維持され、米連邦準 備制度理事会(FRB)の追加的な緩和策の必要性が低下しているとの 見解を明らかにした。

ロックハート総裁はブルームバーグラジオのインタビューで、「か なり深刻な状況にならない限り、追加の量的緩和策を私は支持しない」 と述べ、「見通しは十分に明るいため、追加策が必要だとは思わない」 と語った。

米労働省によると、米国では過去6カ月間に約120万人の雇用が創 出され、2006年5月までの6カ月間以来最大の雇用増となっている。

ロックハート総裁は、雇用の伸びが過去のリセッション(景気後 退)時のあまりに厳しい人員削減の一時的反動にすぎないという考え方 があるものの、「私は雇用面の持続的な改善が続くとまだ信じたい。過 去数カ月の雇用増加ペースは一時的ではない」と指摘。「私が現行の政 策に安心していられるのはこれが理由の一部だ」と付け加えた。

同総裁はまた、量的緩和第3弾が適切になるかもしれないのは、米 経済が失速したり、物価下落懸念が強まったりした場合だろうと述べ、 こうした状況は現時点では存在しないと語った。

一方、期間が長めの米国債利回りが十分に上昇して事実上の政策 「引き締め」になった場合には、政策緩和に向けた控えめな措置をもっ と受け入るようになるかもしれないと述べた。こうした措置には「不胎 化」量的緩和策や追加の「オペレーション・ツイスト(ツイストオ ペ)」などの措置が含まれる可能性がある。

原題:Fed’s Lockhart Says Sustained Job Gains Reduce Need for Easing(抜粋)

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