キヤノン:蘭オセとの事業統合開始へ-欧州部門のイペレン氏

デジタルカメラ世界最大手キヤノン は、オランダの業務用プリンターメーカー、オセとの事業統合を2年遅 れで開始する。欧州部門の新責任者が明らかにした。

10億ドル(現在の為替レートで約820億円)でのオセ買収は、キヤ ノンにとって過去最大の買収案件。キヤノンによるオセのTOB(株式 公開買い付け)に一部株主が反対したため、統合作業が遅れていた。2 日に欧州部門の新責任者に指名されたローカス・ファン・イペレン氏 は、同社が昨年末、オービス・ファンズから10%の株式を取得したこと を明らかにした。

同氏は2日の電話インタビューで、「われわれは統合という点で は、2年遅れた」と語った。イペレン氏は2日付でキヤノンの欧州・中 東・アフリカ事業の最高経営責任者(CEO)に就任した。

同氏によれば、キヤノンはオセの販売・マーケティング部門を自社 事業と統合する。人員体制をどうするかについてはまだ決定していない が、「従業員の重複部分は限定的だ」と述べた。

キヤノンは2009年11月にオセを1株当たり8.6ユーロで買収するこ とで合意。その後今年1月に、残り株式を同9.75ユーロで買い取る手続 きを取った。

原題:Canon to Combine $1 Billion Oce Purchase After 2-Year Delay(抜粋)

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