アジア株:もみ合い、下落銘柄多い-中国緩和策への期待後退

2日のアジア株式市場は、MSCI アジア太平洋指数が前週末の終値を挟んでもみ合い。同指数構成銘柄で は下落数が上昇数を上回っている。市場予想を上回る米経済指標が先週 末に発表されたものの、中国が融資抑制姿勢を維持するとの観測が重し となった。

中国政府系の不動産会社、チャイナ・リソーシズランド(華潤置 地)は香港市場で1.3%安。1日発表された3月の中国製造業購買担当 者指数(PMI)が1年ぶりの高水準となったことで、金融緩和観測が 後退した。中国の李克強副首相も2日、政策当局は引き続き物価安定の ための措置を講じると表明した。

売り上げの44%を北米に頼るホンダは2.1%高。3月のトムソン・ ロイター/ミシガン大学の米消費者マインド指数が上昇し、この1年余 りで最も高い水準となった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時22分現在、前週末比 で小幅安の126.53。下落率は0.1%に満たない。日経平均株価は同26 円31銭(0.3%)高の1万109円87銭で引けた。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダー・ ナエイミ氏(シドニー在勤)は「中国の景気減速懸念は経済成長の指標 がはっきりと改善を示すまで続くだろう。政策緩和に向けた当局の意思 がさらに示される必要がある」と話した。

原題:Most Asia Stocks Fall on Speculation China Won’t Relax Policies(抜粋)

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