ジャパンディスプレイ社長:有機EL、13年にも製造開始へ (訂正)

スマートフォン(多機能携帯電話) などの中小型液晶パネルを手掛けるジャパンディスプレイは、次世代型 の有機ELの製造を2013年にも開始する方針だ。大塚周一社長が2日 の同社発足会見で、予算化のめどを示した。

同社は官民ファンドの産業革新機構の主導でソニー、東芝、日立製 作所の中小型液晶パネル事業を統合して設立。2日の発表資料では、パ ナソニック子会社から取得する工場(千葉県茂原市)内に整備する新ラ インの稼働を13年度に設定している。

ジャパンディスプレイ広報担当の酒井誠氏によると、昨年11月時 点では3社の統合対象の部署に合計で約7000人の従業員がいたが、各 社による配置転換や早期退職実施を経て、新会社は約6200人体制でス タートした。大塚社長は会見で、新会社では「人員削減や工場の統廃合 は考えていない」と述べた。

同社は前期(12年3月期)で計5700億円程度の売上高を、16年3 月期に7500億円以上へ増やす計画。米調査会社ディスプレイサーチに よると、11年の中小型液晶の世界出荷額シェアは東芝7.7%、ソニー

6.3%、日立5.9%で、単純合計すれば19.9%と、首位シャープ15.8%を 上回っている。

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