OECDパドアン氏:ユーロ圏は依然として世界経済の最大脅威

経済協力開発機構(OECD)の主 任エコノミスト、ピエールカルロ・パドアン氏は31日、ユーロ圏は世界 経済にとって依然として最大の脅威だとし、不均衡の解消に引き続き取 り組む必要があるとの見解を示した。

パドアン氏はイタリアのチェルノッビオでブルームバーグテレビジ ョンとのインタビューに応じ、「ユーロ圏の弱さは依然として懸念の種 だ」と語り、「債務国だけでなくドイツを含む全ての国で改革を進める ことが欧州の打開策になり得る」とし、「投資や市場開放を拡大すべき だ」と述べた。

ユーロ圏の財務相らは30日にコペンハーゲンで開いた会合で、危機 に対するファイアウオール(防火壁)の規模について、救済融資の実施 分・決定分3000億ユーロ(約33兆円)と新たに発足する欧州安定化メカ ニズム(ESM)の5000億ユーロを合算することを決めた。

これについてパドアン氏は「時間を与えることになるが、とくに不 安定な国の政府は改革実行でより多くのことを成し遂げる必要がある」 と強調した。

原題:OECD’s Padoan Sees Euro Area as Biggest Threat to Global Growth(抜粋)

--取材協力:Chiara Vasarri、Nadine Skoczylas、Flavia Rotondi.

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