EU当局者、スペインの予算案を評価-迅速な実施求める

欧州の当局者は、スペインの2012年 予算案を称賛し、ラホイ政権に迅速な実施を促した。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経 済・通貨担当)はコペンハーゲンで、「13年の財政赤字を国内総生産 (GDP)比3%とする目標へのスペイン政府の明白なコミットメント が最も重要だ」と指摘。スペインを「より持続可能な成長モデル」に置 く経済改革と「財政再建の説得力ある道筋によって、これが近く具体化 すると期待している」と語った。

スペインは30日、増税や歳出削減によって財政赤字の270億ユーロ (約3兆円)削減を達成することを公約した。

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン理事はコペンハーゲンで記者 団に対し、「われわれは予算案の評価を行う」とし、「例えば非常時立 法を通じて、新しい措置をできるだけ速やかに制定することが望まし い」と述べた。

ラホイ内閣が閣議決定した12年予算案は、今年の財政赤字をGDP 比で11年の8.5%から5.3%に圧縮することを目指している。これは少な くとも過去30年で最も大幅な削減。

スペインのデギンドス財務相は、同国政府が予算承認に必要な議会 手続きの短縮を検討していることを明らかにした。

原題:EU Officials Praise Spain’s Budget, Urge Speedy Implementation(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger、Fred Pals、Emma Ross-Thomas.

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