フィッチ、S&Pの格付けを批判-クレディSの住宅関連証券

格付け会社フィッチ・レーティング スは、クレディ・スイス・グループが手掛けた7億3000万ドル(約600 億円)相当の住宅ローン担保証券に米スタンダード・アンド・プアーズ (S&P)が付与した格付けを高過ぎると批判した。

フィッチは30日に電子メールで配布した資料で、この証券について 「フィッチはフィードバックを求められたが、当社のより保守的な信用 スタンスのため、最終的には格付けしないよう求められた」と説明し た。

フィッチによると、同証券の裏付けとなるローンがデフォルト(債 務不履行)に陥った場合に備える、いわゆる信用補完の水準は8%。 「住宅ローン担保の質の高さ」を考慮しても、最上級格付けを付与する にはこれより高い9.75%が必要だとしている。

格付け各社は、契約獲得のため格付け基準を低めにしたとする投資 家や議員の非難を浴び、互いの証券化商品の格付けを公に批判するよう になっている。クレディ・スイスのニューヨーク在勤広報担当者、ジャ ック・グローン氏、S&P広報のエド・スウィーニー氏はいずれもコメ ントを避けた。

原題:Fitch Blasts S&P Ratings on Credit Suisse Mortgage Bonds (1)(抜粋)

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