米グローバル・ペイメンツ株が売買停止-カード情報流出か

30日の米株式市場でクレジットカー ドの決済処理サービスを行う米グローバル・ペイメンツの株式が売買停 止となった。クレジットカード業界はデータが不正アクセスされた可能 性を調査しており、マスターカードなど複数の企業が影響を受けた恐れ がある。

グローバル・ペイメンツ株はニューヨーク市場で、前日比9.1%安 の47.50ドルを付けたところで取引が停止された。一時は13%安まで売 られた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、グローバ ル・ペイメンツがカード情報への不正アクセスを受け、5万人分の情報 が流出した恐れがあると報じた。マスターカードはニューヨーク時間午 後1時19分現在、前日比0.6%安の425.47ドル。ビザは0.5%下げ て118.45ドル。

世界の2大電子決済ネットワークであるビザとマスターカードは資 料で、自社のシステムへの不正アクセスはなかったものの、カード情報 が第三の「機関」で不正にアクセスされた可能性があると発表した。ビ ザによれば、今回の事件はすべての主要なクレジットカードのブランド のデータに影響する可能性があると指摘。何人の顧客に影響が及ぶか具 体的な数字は両社とも明らかにしていない。

マスターカードは、「今回の件については、データセキュリティー を手掛ける独立機関による入念な精査が現在進められている」と説明。 カード発行会社および捜査当局にも通知したと付け加えた。

グローバル・ペイメンツのポール・ガルシア最高経営責任者 (CEO)は、コメントを求めるメッセージにこれまでのところ応答し ていない。

原題:Global Payments Trades Halted as Industry Probes Data Breach (2)(抜粋)

--取材協力:Hugh Son.

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