リッチモンド連銀総裁:追加緩和が必要な状況からは「程遠い」

リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、米国の景気は回復しつつあり、インフレ率は金融当局の目標付近だ とし、追加の資産購入プログラム実施には反対する姿勢を示した。

総裁はノースカロライナ州シャーロットで米経済専門局CNBCの インタビューに応じ、「緩和策は手段の一つであり、道具箱には入って いる。いつ取り出して利用しようかと考えるような状況というものは存 在する」とした上で、「現在はそうした状況からは程遠いと私は思う」 と続けた。

ラッカー総裁は、「異例の低金利が2014年の遅くまで正当化される 可能性が高い」とする米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明に2回 続けて反対票を投じており、今回の発言もそうした姿勢を反映してい る。

さらに、今年の米経済成長率を2-3%と予想した上で、「私が予 想するペースで経済が成長した場合」、追加緩和を実施する根拠はどこ から来るのか私には分からないと述べた。

このほか労働市場については、ここ数カ月の雇用の伸びは心強いと 指摘。「労働市場は徐々に回復しつつある」とし、失業率は来年には 8%を下回る可能性があると続けた。

インフレについては、「かなり良い状況にある」とし、今年は金融 当局が目標とする2%付近になる公算だと述べた。

原題:Lacker Says Fed Is ‘Really Far’ From Need for More Stimulus(抜粋)

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