中国の年内利下げの公算でアナリストの見解二分-BN調査

3月の中国製造業購買担当者指数 (PMI)の発表を前にエコノミストらの見解は、中国が年内に利下げ を実施するかどうかで二分している。4月1日に公表される同指数は、 世界2位の中国経済の鈍化に関する最新の目安となる。

ブルームバーグがアナリスト20人を対象に30日までにまとめた調査 によれば、9人が1年物貸出基準金利が引き下げられると予想。6人が 預金金利の引き下げを見込んでいる。預金準備率の予想中央値では、50 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ずつ3回の引き下げが予想 されている。

欧州の財政緊縮策が中国の輸出需要を抑制していることに加え、中 国不動産市場の冷え込みとインフレ鈍化を背景に、温家宝首相は成長支 援の追加策を講じる可能性がある。中国国家統計局と中国物流購買連合 会が発表する3月の製造業PMIは、同国製造業の拡大と縮小の境目で ある50近辺にとどまるとみられており、エコノミストの予想中央値 は50.8。

HSBCホールディングスのエコノミスト、屈宏斌氏(香港在勤) は、「成長リスクは下振れ方向であり、われわれは中国の政策当局者ら が追加緩和策を実施すると予想している」とした上で、「インフレ鈍化 も考慮すれば、同国中銀にはそれ以外の事を行う口実はほとんどない」 と指摘した。

原題:Economists Split on China Rate Cut Before Manufacturing Report(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan.

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