ヤフー次期社長:収益拡大に向け、スマホでも圧倒的な首位目指す

国内検索サービス最大手、ヤフー の宮坂学次期社長(44)は、収益拡大の継続に向け、従来のパソコン 用だけでなく、普及が加速しているスマートフォン(多機能携帯電話、 スマホ)向けサービスを強化する意向を示した。

ブルームバーグ・ニュースとの29日のインタビューで語った。同 氏はスマホ向け事業について「まだ圧倒的な一番ではない」と指摘。パ ソコンよりもスマホ向けサービスの拡充を優先するよう社内に指示して いると語った。具体的な数値については言及を避けた。

同社は宮坂氏が最高経営責任者に昇格する4月1日付でスマホ向け サービスの責任者としてチーフモバイルオフィサー(CMO)を新設。 同社をいったん退職していた村上臣氏が就任する。

ヤフーは、設立翌期の1997年3月期から今期(12年3月期)まで 16期連続で増収増益の見通し。今期は最大で売上高3046億円(前期比

4.2%増)、純利益992億円(同7.6%増)を見込んでいる。

宮坂氏はまた、同社株の売却を2位株主の米ヤフーが検討している 点に関しては「特に変化はない」と語り、協議は継続中だとした。ブル ームバーグ・データによると、米ヤフーは同社株の35%を保有。首位 ソフトバンクはグループで42%を保有している。

ヤフーは取締役4人のうち、井上雅博社長を含む創業時からの役員 3人が6月の株主総会で退任予定。孫正義ソフトバンク社長は取締役に とどまる。

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