ドイツ財務相:ユーロ圏救済基金拡充は奏功する

ドイツのショイブレ財務相は29日、 ユーロ圏の救済基金拡充に向けた取り組みが債務危機後退につながると の見解を示した。またスペインに対しては、労働市場改革を推進するよ う求めた。

コペンハーゲンで開かれるユーロ圏財務相会合(ユーログループ) を翌日に控え、ショイブレ財務相は、各国政府は救済融資総額の上限を 約8000億ユーロ(約88兆円)とすることで合意する見通しだと述べた。 この金額には恒久的基金の欧州安定化メカニズム(ESM)の5000億ユ ーロと、アイルランドとポルトガル支援のほか、第2次ギリシャ支援が 含まれる。

同相は29日遅くにコペンハーゲンで講演し、「うまくいくとわれわ れは楽観できる」と述べた。救済基金をめぐる時間枠や暫定基金である 欧州金融安定ファシリティー(EFSF)で未使用の2400億ユーロにつ いては言及しなかった。

30日の財務相会合は、救済基金拡充を求める海外からの要望と、ド イツをはじめとする拠出国で欧州周辺国への追加支援供与に反対する動 きの双方に対応し、調整することを目指している。

ユーロ圏財務相らは救済融資の上限を2013年半ばまでに9400億ユー ロに引き上げることで合意する方向にある。

原題:Schaeuble Says Firewall Will Work as Ministers Prepare to Meet(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie、Jeff Black、Frances Schwartzkopff.

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