NY原油:続落、6週間ぶり安値-株安や備蓄放出発言で

ニューヨーク原油先物相場は続落。 6週間ぶりの安値となった。米株式相場の軟調推移や、フランスが原油 価格の上昇を抑えるための緊急石油備蓄の放出で主要各国が合意に近づ いているとの認識を示したことが背景。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ギリシ ャが再び債務再編を余儀なくされる可能性が高いとの見方を示した。フ ランスのフィヨン首相は同合意の見通しは良いとしているほか、国際エ ネルギー機関(IEA)は深刻な供給障害が発生すれば備蓄放出の用意 があると明らかにした。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「欧州 の問題がまた顕在化しつつあり、それが市場全体に影響を及ぼしてい る」と指摘。「戦略石油備蓄の放出が何らかの形で実施されることを確 認するような発言も売り材料となった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日 比2.63ドル(2.50%)安の1バレル=102.78ドルで終了。終値では先 月16日以来の安値となった。年初からは4%値上がりしている。

原題:Oil Falls to Six-Week Low on Equity Drop, Reserve Release Talk(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Ayesha Daya、Gregory Viscusi.

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