NY金:3日続落、世界経済の成長懸念で需要減を警戒

ニューヨーク金先物相場は3日続 落。米失業保険申請件数が予想を上回ったことや、ギリシャは再び債務 再編を余儀なくされる可能性があるとスタンダード・アンド・プアーズ (S&P)が指摘したことを背景に、原材料需要が落ち込むとの懸念が 強まった。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み) は、前週から5000件減少して35万9000件。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト予想の中央値は35万件だった。S&Pのソブリン 格付け責任者、モーリッツ・クレーマー氏は前日、ギリシャが再び債務 再編を余儀なくされる可能性が高いとし、その場合は救済に関わった欧 州各国政府なども巻き込まれる可能性があるとの見方を示した。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズの市場ストラテジスト、 アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話インタビュー で、「マクロ経済に関する不安が再び高まっている」と指摘。「今のと ころは警戒しながら様子を見る姿勢が強い」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前日比0.3%安の1オンス=1654.90ドルで終了した。年初から は5.6%の値上がり。

原題:Gold Declines for Third Day in New York on Global Growth Concern(抜粋)

--取材協力:Madelene Pearson.

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