グッチが商標侵害で米ゲスを訴えた裁判、審理開始-賠償請求

商標権を侵害されたとして、高級ブ ランド品メーカーのグッチ・アメリカが米衣料品小売りのゲスを訴えた 裁判の審理が28日、ニューヨークのマンハッタン連邦地裁で始まった。

フランスPPR傘下のグッチは2009年、「グッチの商標を故意に模 倣した」ロゴを使った商品を店舗やネットで販売していたとして訴訟を 起こした。グッチが提出した裁判所向け資料によると、侵害された商標 として、緑と赤のストライプのデザインや「G」の文字が編み込まれた ダイヤモンド柄などを挙げている。

グッチの弁護士、ルイス・エデラー氏はこの日、シャイラ・シャイ ンドリン判事に対し、「グッチの有名で象徴的なデザインを模倣するの に複雑で多大なスキームを用いた」と指摘した。同社は、デザインを侵 害したゲスの商品は2億2100万ドル(約180億円)相当に上ると主張。 損害賠償金などとして1億2400万ドル余りの支払いを求めている。

一方、ゲスは裁判所に提出した書面で、グッチが裁判を起こすまで 7年以上あったと主張したほか、デザインが消費者の誤解を招くという ことが、グッチの調査で裏付けられていないと反論した。

ゲスの弁護士、ダニエル・ペトロセリ氏は冒頭陳述で、グッチが商 標侵害と主張するゲスの1495品目のうち「99%は、グッチと混同される ことはあり得ない」と強調した。

原題:Gucci Accuses Guess of Massive Design ‘Knock Off’ Scheme (3)(抜粋)

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